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幼児期の性欲と心理学
(2013/4/17)

さて、身体における性欲のメカニズムは理解出来ただろうか?

 ところで心理学における「人間の性欲」はどのように解釈されているのか、気になるところである。実は筆者は心理学と親しみのないタイプなので、この分野は正直苦手なのである。しかし、食わず嫌いを理由に無視することも出来ない。

 人間の心理と性欲の関係は、精神に異常をきたした患者を治療することから派生・発達した学問分野なので、心理学や精神医学の領域でも正常な状況の「性欲」について語られることは少ない。正常に性欲を持ち、正常に性行動する「普通の状況の人々」の情報には、ある意味熱心ではないことになる。しかし、その正常ではない患者の精神分析から、正常な人間だと「このようになっている」という情報が得られるってことになる。さしずめ、ここでの「さわり情報」と考えていただきたい。

 フロイト博士の心理療法の手段となる精神分析が、最も特徴的に「性欲」に注目している。人間は無意識の世界で「性欲」・性の衝動(リビドー)に支配されているという「性欲理論」、その結果、人間行動をすべて性でとらえる「精神分析」を誕生させた。

 古くさいとか、間違いだらけだとか、性衝動にこだわり過ぎるなどと、色々批判の対象になっている部分もあるようだが、精神分析の祖としての地位は揺るがないものである。その「深層心理」の概念はいまだ健在であり、精神分析の多くのシーンの基礎となっている。

 フロイト博士は心の変調の原因を幼児幼少期の性衝動の為せる業と分析し、「幼児性欲」という考えを見出した。当時「幼児性欲」という概念は常識的に受入れがたいものだったが、フロイトの「幼児性欲」の性欲は成人の性欲とは異なる現象における性欲を意味していた。幼児期の性欲はある意味で倒錯した性欲というもので、性感が性器に集中していない状況での「性欲」についてだったのだ。つまり、成人の性欲は脳と性器による性欲であり、幼児の性欲は未熟な脳と五感で快感を得る性欲だということ。

・口唇愛期:生まれて1歳半くらいまでは、唇や口内粘膜で乳房を吸う感覚を楽しみ、乳の味覚臭覚を楽しむ。そして、性衝動を満足させて眠る。

・肛門期:1歳半くらいからは、肛門や尿道が発達、トイレの躾が始まる。この時期になると歩行、言葉が不完全ながら可能となり、「いやだ」という意思だけ鮮明に表現するようになる。この時期になると、排便を好きな所、好きな時間にしたい欲求が芽生え、両親の希望と自分の欲求との間で葛藤を見せる。この時期に排便・排尿の快感が身につく。この快感が「性欲」とも深いつながりがあるので、重要なポイントになる。

・男根期:3、4歳になると、男女の性別を意識する。男女の性器の感覚の分化が起こり、性器への刺激による快感を発見する。この時期になると男女とも性器を何かに押し付け、或いは擦りつけると快感が走ることをえとくする。また、幼児は男女の性器の違いや子供が何故生まれるかとか性行為に感心を持ち始める。女子はペニスの不在に不公平感を感じるとも言及。

・エディプス期:4,5歳になると、異性への性欲が意識下に出現してくる。その対象は異性は最も身近な異性である両親の一方に対してとなる。同性側の親が邪魔者になるが、勝ち目のない両親との三角関係に悩む時期だと言及。フロイトはこの性的衝動を子供は自己の抑圧で乗り切ると考えた。その結果、親の態度や規範を自分の中に取り込み、内在化させる「超自我」が完成される。この頃になると、子供が社会への一歩を踏み出すと考えた。

・潜在期:6,10歳になると、社会性を認識するようになり、エディプス期での挫折で「性欲」の抑制が可能になる。学校という集団生活を経験、生活の中心が知識の習得に向かう。そのため、思春期の「性器期」が来るまで、「性欲」は潜伏する

・性器期:10歳前後から始まる思春期、第二次性徴の発現と同時に、潜伏中の「性欲」が目覚める。今までの安定は一気に崩れ、混乱の極致に陥る。「性衝動」の対象を両親・教師というもの等から、周辺の異性に関心が移動する。幼児期には不明瞭で倒錯的だった「性衝動・性欲」が俄然明確な性器中心の「性欲」へと変貌を遂げる。この変貌は相手を一個の人間・人格として感じ取れる時代でもある

 以上のように、フロイト博士の幼児性欲概念は特に不謹慎だった訳ではないが、相当無理な論理でもあった。しかし、「性欲」を真正面から受止めた業績は尊敬に値し、当を得ている部分も多数ある。

 筆者の独断的判断だが、フロイトの「肛門期」辺りまでが「本能性欲」に支配され、「男根期」辺りから「大脳性欲」に支配されていたと「こじつける」と多少理解しやすい。フロイトはこの分析方法で精神治療(心理療法)を行い、患者がどの段階で精神的に歪んだかなどを分析、その治療に役立てている。その後、精神分析や心理療法はアドラー、ユング、アイゼンク、マズローらによって様々な理論が生み出され、現在に至っている。当然今でも精神医療の現場では「性欲」という概念がテーマだがが、フロイト博士ほど執着はしていないようだ。

 しかし、A10神経(快感神経)の発見で、古典派などと云われているフロイト博士の理論が見直される傾向も出ている。蛇足だが、筆者の主張する、「クリトリス・オーガズム信奉疑惑」の未熟性快感説は同博士の考えと一致している。快感と女性のオーガズムの違いについては、何れ大論文でも書かなければと考えているが、あてにはならない。